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香炉やら、灰やら、銀葉やら、少しずつ、道具を揃えて、長年、気になっていた乳香を焚いてみました。
乳香は、15年以上昔に、ドバイ のスパイススーク で購入したもの。
なんだかよく分からないけど、欲しくて手に入れたものの、現地のように炭に直接焚べるような焚き方もできず(←モクモクと煙がでる)、どうしたものかと思案していたのですが、銀葉を使えば穏やかに香りを楽しめそうだと試みてみた次第。
さて、香りはといえば、自然と瞑想しちゃいそうな深い香りで、個人的にはナルドの精油の香りに似ていると思う。
どちらもキリスト教に関わりの深い香りだなぁ。
生まれた時の香りと、死地に向かう時の香り…いや、復活するための香りというべきなのかな、ちょっと面白いなあと思う。
乳香の香りは、風邪予防の空気清浄にもいいらしい。
ちらっとググったところ、「主に粘膜に対する効果があり、特に肺を浄化するなど呼吸器系に良いとされているとのこと。
この時期、肺炎の予防を兼ねて、時々焚いてみようと思います。
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灰を入れる香炉。
憧れは、徳川美術館で見たこちら。
写真より実物の方が数倍素敵。
初めて見た時は、青磁の色合いと堆朱の台の色合いの組み合わせに、ドキドキしました。
で、なんとなく、堆朱の盆に合う青磁の香炉が欲しいなあと思いつつ、香炉を探していたのですが、ようやく見つけた心惹かれる香炉が一枚目の写真の香炉。
ウサギがかわいいのです。
香の7つ道具は密林で。
どちらも高価なものではありませんが、お遊びで用いるなら十分。
楽しみが増えました。
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