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思うところあって、奈良へ。
今回訪れたのは、訪れた順番に、
安倍文殊院
大神神社
春日大社。
安倍文殊院は、以前から気になっていたお寺だったのですが、白山神社があることが、今回の決め手となりました。
「白山神社」の菊理媛尊は産土神様ですが、今年に入ってはまだお参りしておりませんでしたので・・・。
大化元年(645年)にできたお寺だそう。
645年ですよ。大化の改新の年ですよ。壮大な歴史の流れにくらくらしそうです。
「安倍仲麻呂由来のお寺」という、我ながらなんだかよくわからない興味からの参拝だったのですが、ご本尊の「渡海文殊菩薩 群像」が本当に素晴らしかったです。
象に乗っておられる普賢菩薩様と、獅子に乗っておられる文殊菩薩様がごっちゃになることが多かったのですが、とても迫力があって印象的だったこともあり、多分、もう間違えないと思います。
大神神社は単に好きなので。
しかーし!
ここでおみくじの「凶」をひかせていただきました。
好きな神社でひいた凶のインパクトはなかなかで、いろいろと気を付けようと思うことしきり。
実は大神神社にお参りする前、JRの桜井駅から大神神社に至るまでの道すがら、とある飲食店で三輪そうめんをいただいたのですが、とても美味しくなくて、この食事はまさに「凶」でしょうよ、と思えるものだったのですが、自分の運を過信してはいけないなあと反省しました。
最後は第一の目的地である天児屋根命をお祀りしている春日大社。
天児屋根命は祭祀を司る神様。天照大神が天の岩屋に隠れたとき、祝詞を奏した神様です。
コヤは言綾、コヤネのネは接尾語で、「綾なすうるわしいことばで祝詞を唱える」という説があるのだそう。
先日読んだ「サイの物語/白川静の絵本」の、サイは「口」の原形。クチの象形文字ではなく「祈りの言葉を入れる器」ともつながってくるようで、考えているとなんだかワクワクしてきます。
春日大社でひいたおみくじは、穏やかなメッセージで、心から安心しました。
奈良公園というか、春日大社の神苑は、本当に広くて、だんだん脚がつらくなってきました。
iphoneを見ると、穂数が26000歩。そりゃあ脚も痛いはずだよ、と思いながら帰途につきました。
この日の奈良は旧正月の初日で、若草山の山焼きの日。
なんだかとてもたくさんの人がおられてびっくりしました。
次は平日にゆっくり来たいなあ。
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